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荷物の整理をしていたら、古いカセットテープが出てきました。
もうカセットデッキもないので、処分したいのですが、懐かしい録音なので mp3 などに落としてから処分しようと考えました。
再生は手持ちのウォークマン WM-FX822。確か 1997年に買ったもの。数年前に動いたので、当然動くだろうと思って動かしたら、モータは動いているような音がするが、オートリバースをガチャガチャ繰り返して止まってしまう。
中を開けてみる。小さい + のねじ回しさえあれば簡単に開けられる。
さて、どこが悪いのか....
写真にある、ゴムベルトが空転している。触ると、若干粘つく。劣化しているようだ。
いろいろと web 検索をしてみると、10年経つウォークマンは同様の症状で使えなくなっている人が多い。数年前だと、300円程度でそのゴムベルトがソニーの部品センターより保守部品として購入できたようだが、最近更新の web を見ていると、皆さん手に入らなくて困っているようだ。そりゃ 10年経てば保守部品は手に入らなくて当たり前だろう。
さて困った。カセットをステレオで再生する機器がない。すると ウォークマンの新品が安く売っている。もちろん当時のようなスリムで小ささにこだわったしろものではないが、Amazon で見ても評判はいい。数千円で買えるのではあるが、今回カセットを mp3 に落としたら、もう二度と使わないので、それももったいない。
と web をいろいろと検索したら、なんと、純正ではないが、使えるものが売っているという情報があった。その web の URL は忘れてしまったが、掲示板だった。非常にありがたい。売っているところはなんと昔お世話になったことのある、秋葉原で電子工作ファンには有名なお店だった。
千石電商
[URL]
部品自体は \158- だが、プラス代引き込送料 \690- で送ってくれる。秋葉原に行けないことはないし、用事で途中下車することもできるが、いつそんな機会があるかを考えれば十分にリーズナブルなサービスだ。
ゴムベルト(角)、φ70×0.95T が、WM-FX822 にはちょうどよかった。実際には、φ60 から φ75 まで 4 つも買ってしまった。純正よりは若干太いが、実用に十分耐えそうです。若干ワウフラッタが出るが、もとからそんなものだったかもしれない。ゆるすぎても、キツすぎても、ワウフラッタ特性は悪くなるようだ。
実は録音側の機材にも困ってしまった。ノートパソコンのマイク入力はてっきりステレオかと思っていたら、モノラルが当たり前のようだ。
USB での読み書きのできる Net-MD を使って録音し、MD からパソコンに落とそうとしたら、なんと MD でマイクなどから録音したものはパソコンに落とせない。なんとツカえない仕様なのだ。さっさと廃れるのも無理はない。
さてどうしたものか。何か高価でない録音機材を工面せねば。
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